お雑煮って結局どんなもの?
- PLUSONE WORKS

- 1月2日
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いよいよ秒読み開始のお正月!今年1年はどうでしたか?年末、お正月となるとパっとでてくるのがおせちとお雑煮。レッスンでは和食VOL.5でおせちとお雑煮のレッスンを年末限定でやってますが、
おせちはなんとなく縁起がいいものを表してるのはみんな知ってるけど、お雑煮は?となると「???」というわけで今回はお雑煮について謎解きしていきますね。
お雑煮はお正月のものではなかった?!
室町時代に、武家の本膳料理(室町時代のおもてなし料理)の前菜として出されたのがはじまりといわれています。お酒を飲む前に食べて胃腸などを保護するための煮物で、「保臓(ほうぞう)」と呼ばれ、「宝雑」「烹雑」と書くこともありました。あわびや里芋、山芋、大豆など健康によいものが7種も入っていました。
その後江戸時代に、様々なものを雑多に煮込んだ「雑煮」となり、各地にいろいろなお雑煮が生まれたそうです。
生命力アップの意味も
お正月の餅には、年神様に供えて御魂(みたま。年神様の魂)が宿るといわれており、新しい年の元気の素になる「年魂(としだま)」がえられると考えられていました。このお餅を食べるための料理が「雑煮」です。お雑煮を食べることで、新しい1年を元気に過ごすためのパワーが得られるというわけです。
東は角餅、西は丸餅
餅の形は、丸餅が正統とされています。これは、古くからの祭祀用具である鏡や神さまの御魂(みたま)をかたどったものであるからといいます。だから鏡餅は丸いお持ちで作られています。
また、ハレの日に食べるものには、食材に対する感謝の心や願いを込めることが多く、丸い形には、『円満に』という縁起が込められています。
元々は全国で丸餅が使われていましたが、せっかちな江戸っ子は、丸餅を作っていては手間と時間がかかるので、のし餅を作り、それを四角に切ったのが切餅(角餅)の始まりです。人口が急増していた江戸の町では、合理性が広がったようです。
我が家のお雑煮といっても入れる具材は結構違ったりしますよね。全国のお雑煮を調べて作ってみて毎年違うご当地お雑煮を楽しむのいいし、実家とは違うマイお雑煮を作るのも楽しいかもしれませんね。
reference | ウェザーニュース



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