オーブンとグリル?似てるようで違う機能の使い分け
- PLUSONE WORKS

- 2024年11月2日
- 読了時間: 3分

料理レシピを見ていてこんなこと思ったことないですか?
オーブンで○分
??オーブンとグリルって「焼く」という機能は似てるからどっちでもいいのかな?
と思ったことありませんか?もしかしたら、グラタンをオーブンで焼いて時間がかかって…という方はこの違いを知らないせいかもしれません。
では今回は意外と知らないオーブンとグリルの違いを知っていきましょう

オーブンの一番の特徴は上下左右4つの方向から加熱
オーブンは、ファンで起こす対流熱を使用して上下左右の4方向から庫内の温度を高めて食材に熱を加えていくのが特徴です。ほとんどのオーブンには専用のトレイが設けられており、そこに食材や焼きたい素材を置いて使用します。つまり、オーブンは食材全体をまんべんなく焼けるのが特徴なんです。
そのため、中心まで簡単に熱が通らないような大きな肉の塊などを焼くときや、じっくり火を通したいときに使えます。また、オーブンは基本的に温度設定ができるので、調理したい食材や料理によって温度を変えられる特徴もあります。オーブンは同じ温度で焼き続けることができるため、ケーキやビスケット、クッキーといった焼き菓子を作ることはもちろん、パンなど一定時間以上焼く加熱調理のときにも活用できます。

メーカーやグレードによって差がある
ただし、家庭用のオーブンだとメーカーやグレードによって最高温度・温度センサーの多さが違います。その違いで焼き時間や焼き具合にムラがあるので自分の持っているオーブンを使いながらそれぞれのクセを知っておくことが大切です。
ちなみにグレードが高いものになると温度センサーが多かったり、コンベクション機能と呼ばれる庫内にムラなく温風を送る機能があり、焼きムラがすくなく、さらに温度が下がりにくくなります。
特にパン作りが好きな方はコンベクション機能が付いたオーブンにすると何度も焼き加減を確かめたりということが少なくなりますよ。

焼き色をつけるくらいならグリル
オーブンは4方向からまんべんなく熱を加えていくのに対し、グリルは上下もしくは上側から表面に熱を加えていきます。また、グリルはオーブンのように温度調整ができないものが多いようです。
グリルとは、もともと「焼き網」のことを指す言葉でした。しかし、そこから派生して現在では、焼き色や網目模様をつけるように焼く調理法、さらには、グリル料理に使う調理器具のこともグリルと呼ばれるようになりました。基本的にグリルは片側もしくは両側の表面から熱を加えるため、中まですぐに火が通りそうな食材を調理するときに向いています。そこまで厚くない肉や魚などが代表的です。また、調理済みのグラタンに焦げ目だけをつけたい、といったときにもグリルが活用できます。

トースターもグリルのひとつ
一番身近なグリルといえば、魚焼きグリルまたはトースターもグリルのひとつといえます。トースターの熱線を見てみると上下にあるのに気づくと思います。中にはオーブントースターといわれるものの中には温度調節ができるものや、温風機能がついているものもあるので確認してみることが大切です。
いかがでしょうか?それぞれの特徴を理解すれば、この料理ならオーブン、こんな料理ならグリルと使い分けできるようになりますね。持ってるキッチンツールの特徴を抑えておいしいごはんづくりを楽しんでみてくださいね。
reference | macaroni・panasonic



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