みりんとみりん風?なにが違うの?
- PLUSONECOOKING

- 2024年8月22日
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みりんとは
もち米・米こうじ・焼酎を混ぜ合わせて60日ほど熟成し、圧縮・ろ過したものがみりんとなります。日本酒に似たように思いますが、甘みをより感じるのは原料のもち米のデンプンが糖に変わるからなんですね
いわゆるコレが本みりんといわれるものですが、その本みりんでも昔ながらの製法にこだわってるところは米焼酎を使って風味豊かに仕上げているのが特徴です
アルコール度数も約14%と焼酎とほぼ同じです
実はこのみりん、1940年代は「なおし」と言われそのままお酒としても楽しまれていました。その話を聞いたときに「三河みりん」というのを買って試してみたことありますが、とってもおいしかったです
和風のリキュールという感じでロックで飲んでもソーダで飲んでもOKですよ

ではみりん風調味料とは
みりんを元に水あめやブドウ糖の調味料を追加しています。そして一番の特徴はみりんのアルコール度数が約14%に比べみりん風調味料は1%未満と圧倒的に低いのです
さらにみりん風調味料には加塩されていて、飲用できないようにしているため、主に調味料コーナーに陳列されています
どうやって使い分ける?

みりんは、お肉やお魚の生臭さを消す、煮崩れの防止、食材に旨味を染み込ませるなどの効果があるので、最適なのは煮物料理。砂糖の甘みとは違い包み込んでくれるようなほのか甘みを感じさせてくれる仕上がりになります
オススメ料理は、肉じゃがや煮魚、鶏の甘辛煮など

みりん風調味料の特徴は、なんといってもアルコールがほぼないに等しいこと。また、糖分もみりんより多いので、“テリ”や“ツヤ”を出すのに向いていています
ですがここで注意しておきたいのはみりん風調味料には塩分が含まれているので多く使ってしまうと料理の塩味が強く感じてしまうので注意しましょう
オススメ料理は、ブリの照り焼き、鶏の照り焼きなど
意外と知らない保存について
本みりんはアルコールが含まれていて保存性も高いので冷暗所でOKですが、みりん風調味料はアルコールが1%未満なので開封後は冷蔵庫がオススメです
両方とも3ヶ月程度で使い切るのが目安になっているそうです
本みりんとみりん風調味料の特徴を改めて知っていかがでしたか?よく見る調味料の微妙な違いを知って使うのと知らないでなんとなく使うのでは失敗率がかなり減りますよ
reference | macaroni. olive-hitomawashi. s-shouyu



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