バターとマーガリン。風味が変わる選び方
- PLUSONECOOKING

- 2024年10月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年10月21日

オムレツやバターを使った料理で「なんか匂いが違う?」と思ったことはありませんか?これは使ってるマーガリンが理由かもしれません。そもそもバターとマーガリンってほとんど同じだと思ってませんか?
今回は意外と知らないバターとマーガリンについてお話しますね

バターとは
材料は牛乳のみで、牛乳に含まれる乳脂肪(クリーム)を集め、練り固め、塊にしたもの。作り方は牛乳をクリームと脱脂乳に分離させ、そのクリームを固めるだけととてもシンプル。一般的に販売されているバター1箱200gを作るのに必要な牛乳の量は、なんと約4.4ℓらしいですよ。バターがマーガリンより高価なのはわかりますね

マーガリンとは
油脂を原料にして、バターに似せて作られた加工食品。その分バターよりも比較的安価に購入できるバターの代替として作られた食品なのです。「マーガリン」に含まれている油脂には、何を使用するか規定はありません。しかし、主に植物油脂が使われており、「大豆油」や「パーム油」など様々なようです

使い分けの仕方は
料理に風味を効かせたい場合には、バターがオススメ!バターは加熱しても風味はあまり損なわれないので、炒め物や焼き物料理に使用するときは、バターを使うと、香りや風味がよくコクと深みがでます。お菓子やパンの材料に使えば、しっかりとしたバターの風味を楽しむことができますよ。
マーガリンはあっさりとした味わいで、スポンジケーキやクッキーなどお菓子作りなどに使えば軽くてふんわりした食感が楽しめます。しかしオムレツやソテーなど加熱料理した時は、バターとは違うマーガリンの独特な匂いがでてしまうので注意が必要です。
しかし、冷えた状態で使うときはやわらかいマーガリンの方がやわらかく使い勝手がいいでしょう。サンドイッチなどほかの食材とあわせるのにもマーガリンは便利です。

オススメ保存方法は?
バターとマーガリンに最適な保存方法の前に、バターとマーガリンは賞味期限の長さが全然違います。冷蔵保存の場合バターは約6ヶ月、マーガリンは約6~10ヵ月。
開封後についても、劣化のスピードに大きな違いがあります。バターは2週間が限度ですが、マーガリンは1ヶ月はおいしく食べることができます。
劣化の早いバターは、小分けにして冷凍保存しておくのがおすすめです。一方、マーガリンは冷凍保存してしまうと分離してしまうので、冷蔵保存で使い切るようにしましょう。
いかがでしたか?基本的なことですが料理の使い方で風味や食感が変わってくるのでバターを使う料理で「あれ?」と思ったり、風味よく仕上げたいなど思ったときはバター選びから少しこだわってみるのもいいかもしれませんね。
reference | macaroni・olive-hitomawashi



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